40歳のTOEIC奮闘記|365点→615点へ。毎朝5時の勉強で英語ゼロから6か月で目標達成!
【40歳でもTOEIC600点は取れる|英語ゼロ・転職直後でも6か月で結果が出た理由】
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40代になると、仕事も生活も安定し、
英語をやり直したい気持ちがあっても
「この年齢から勉強できるのだろうか?」
と不安になる人は多い。
この記事は、そんな 「40代で初めてTOEICが必要になった人」 のために書いています。
私は40歳で海外拠点のある企業へ転職しました。
しかし、英語力は実質ゼロ。
それなのに中途採用条件は TOEIC600点以上。
入社直前に初めて受けたTOEICは 365点。
必要スコアまで、あと200点以上。
さらに、転職したばかりで
新しい環境に慣れ、仕事を覚えることだけでも精一杯。
そんな状況でも、私は
毎朝5時に起きて1時間、ほぼ毎日勉強を続けました。
レベルが低すぎて、正直「終わりが見えない」と思う瞬間もありました。
しかし、続ければ少しずつ実力がつくことを確かに実感できました。
その結果——
6か月でTOEIC365点 → 615点を達成。
この記事では、当時の私と同じように
「英語力ゼロ」「忙しい」「40代」「TOEIC600が必要」
そんな人に向けて、再現性のある方法だけをまとめています。
40歳で海外拠点のある企業に転職。しかし英語力は“実質ゼロ”だった
中途採用条件はTOEIC600点以上
海外拠点のある企業に転職した私は、求められるTOEICスコアが「600点以上」であることにプレッシャーを感じていました。
しかし、英語力はほぼゼロ。英語の実力以外の経験が評価され採用いただいたため、スコアだけは後から絶対に追いつく必要がありました。
初受験は365点。スタートラインにすら立てていなかった
入社前に初めて受けたTOEICの結果は365点。
数字を見た瞬間、「あと200点以上…本当に届くのか?」と愕然としました。
特にリスニングは、ほとんど聞き取れず、何問かは完全な“勘”で答えたほどです。

転職直後で仕事に慣れるだけでも大変だった
新しい職場、初めての環境、覚えることは山ほど。
40歳での転職は、英語以前に “新しい環境に順応すること” が大きな課題でした。
そんな状況でも、英語学習を後回しにするわけにはいきません。
そこで私は、「朝しかない」と考え、毎朝5時に起きて1時間勉強する習慣をつくりました。
英語に苦手意識のある40代は「中学英語」からやり直すべき理由
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」が最強だった
まず取り組んだのは名著:
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』
英語初心者でもスラスラ進められ、文法の基礎を確実に固めることができます。
40代の学び直しに強くおすすめできる理由は…
- 中学英語の抜けが想像以上に多い
- TOEICの英文が読めない理由の8割は“基礎不足”
- これ1冊で英文理解が一気に楽になる
という、即効性の高さにあります。
TOEICの英文が読めない理由は“基礎の抜け”にあった
複雑な文法ではなく、
実際に読み落としていたのは 中学レベルの時制・前置詞・語順 といった基礎でした。
基礎を補ったことで、
- 文が読める
- 問題が理解できる
- 学習効率が劇的に上がる
という、強烈な変化が起きました。
6か月で結果を出すために使った教材はこの3つだけ
① TOEIC書き込みドリル(全パート入門編)
TOEIC学習の“入口”として最適。
- 形式を理解できる
- 問題の癖がわかる
- 何をどう解くかの戦い方が明確になる
スコアアップの土台を作ってくれた1冊です。
② 銀のフレーズ
語彙は600点突破の生命線。
銀フレは短いフレーズで覚えやすく、
仕事や家事のスキマ時間に取り組めるのが最大の強みです。
③ 公式問題集
最終的にスコアを上げるのは、やはり公式問題集。
本番形式で解けば解くほど、
“試験で取れる点数” が増えていきます。
TOEICの点数が一気に伸びた「学習の工夫」
まずは“時間無制限”で過去問を解き、弱点を分類
いきなり時間を測って解くのは非効率です。
まずは 時間無制限 で解き、
- 時間が足りないのか
- 実力が足りないのか
この2つを明確に分類しました。
「時間が足りない」vs「実力が足りない」を区別する
両者では対策が全く違います。
- 時間が足りない → 時間配分の改善
- 実力が足りない → 文法・語彙・音読で補強
分類したうえで対策すれば、スコアは伸びやすくなります。
間違いの復習は“徹底音読”。特にリスニングで効果絶大
音読の効果は想像以上に大きいです。
- リスニング力
- 語彙の定着
- 読解のスピード
- 発音・リズム
これらが総合的に強化され、
「聞こえる・読める・理解できる」の3つが連動して伸びました。
勉強時間は毎朝5時の1時間。忙しい40代でも継続できた理由
仕事に慣れるだけでも大変な転職直後。
帰宅後は疲れて勉強どころではありません。
だからこそ、 朝が勝負 でした。
- 頭が冴えている
- 予定に左右されない
- 習慣化しやすい
この朝の1時間が、私のスコアを押し上げた最大の要因です。
365点から615点へ。英語ゼロの40歳でも伸ばせると確信できた瞬間
レベルが低すぎて終わりが見えなかった日々
最初の頃は、「何をやっても成長を感じない」日が続きました。
文法も語彙も不足だらけ。
本当に600点なんて届くのか? と不安しかありませんでした。
続ければ確実に積み上がる。「努力が成果に変わる実感」
しかし朝の勉強を継続していくと、
少しずつ変化が生まれました。
- 前より英文が読める
- 聞き取れる音が増える
- 問題の意図が理解できる
この小さな前進が、確かな自信につながりました。
40代が短期間で結果を出すには“順番”がすべてだった
難しい問題集に飛びつかず、
- 基礎(中学英語)
- 入門書(書き込みドリル)
- 語彙(銀フレ)
- 過去問
この“正しい順番”で学べば、40代でもスコアは確実に伸びます。
TOEIC600点は才能ではなく、正しい手順で誰でも届く
TOEIC600点は、
特別な才能がある人だけが取れる点数ではありません。
私のように英語ゼロでも、
転職直後で忙しくても、
40代からでも、
正しい順番と継続で、必ずスコアは伸びます。
今日からあなたも、一歩踏み出してみませんか?
