40歳、英語も人生も「まだ途中」。半年でTOEIC300→600のリアル記録
転職条件=1年以内にTOEIC600点。17年のブランクから再挑戦した〈のった式〉の実話です。
結論:40歳からでも間に合います。いや、私たちはいつだって「not yet=まだ途中」。
今日のまとめ(先出し)
- 転職条件で「1年以内にTOEIC600点」。初回は約300点からのスタート。
- 17年間ほぼ英語ゼロ、英検は中学で4級、TOEICは未受験。
- 半年で600点越え。今も毎日コツコツ継続中。
- 最初は中学単語すら忘れていたけど、習慣化が勝ち筋。
なぜ40歳で再挑戦?──転職条件が背中を押してきた
転職先の条件はシンプルで残酷。「1年以内にTOEIC600点」。
学生時代は英語が苦手ではありませんでしたが、社会人になってからは約17年間、英語ゼロ生活。最後の公式実績は英検4級(中学時代)のみ。TOEICは受験歴すらなし。
「まあ、何とかなるでしょ」。
初日の私は強気でした。が、初回模試で約300点。リスニングは序盤で迷子、リーディングは “tired” にさえ「誰…?」と戸惑う有様。自分の脳に「お疲れ様」と言いたくなりました。
半年で300→600へ。奇跡ではなく、生活の組み替え
ポイントは「小さく刻んで毎日やる」だけ。才能も秘策も不要でした。
- 朝:15分の単語(通勤前に2セット)…アプリ+発音チェック
- 移動:リスニング…シャドーイングは完璧でなくても「口を動かす」を最優先
- 昼:文法の穴埋め…中学英文法の抜けを1項目ずつ埋める
- 夜:模試1パートだけ…全部やらない。毎日続けることが目的
ブランク17年の現実:忘れていたのは「単語」だけじゃない
最初は中学単語すら怪しい状態。仕事環境にも慣れず、正直つらい日も多かったです。
でも、“できない日があっても、翌日ふつうに再開”をルール化。ゼロか100かではなく、10でも積む。これが40代に効く戦略でした。
40代リスタート勢に効いた3つの工夫
- 時間ではなく「回数」を目標に(例:単語200語/日)
- 「できた印」を可視化(カレンダーに○、アプリの連続記録)
- 音読を“軽い運動”に認定(恥ずかしくても声に出す)
習慣化のスイッチ:義務が日常になった瞬間
勉強は「やるぞ!」では続きませんでした。
コーヒーを淹れるのと同じくらい当たり前に英語アプリを開く。
「歯みがきレベル」まで落とし込むと、歩みは遅くても止まりません。
よく聞かれる質問(本音で回答)
Q. 300→600に一番効いたのは?
A. 単語(語彙)です。結局ここ。文法は「読める・聞ける」ための土台づくりで、語彙が増えると世界が一気に見えます。
Q. 模試は毎回フルで解く?
A. いいえ。パート分割でOK。毎日やることが目的。時間を区切っても積み上がります。
同じ境遇のあなたへ──「一緒に、まだ途中」
成長のスピードは人それぞれ。でも、「続ける」ことは皆同じ武器にできます。
もしあなたが今まさにブランク明けで困っているなら、私もまったく同じだった仲間です。
not yet(まだ途中)の旗を掲げて、一緒にアップデートしていきましょう。
本日のまとめ
- 40歳での再挑戦でも、半年で300→600は現実的。
- コツは小分け×毎日。才能より仕組み化。
- 英語も人生も「まだ途中」。止まらなければ必ず進む。
※おすすめ教材・アプリの実例は次回の記事で詳しく。
-120x68.png)

コメント